浴衣にまつわるトラブル３〜シミができた場合の応急処置法〜

花火大会や夏祭りの会場では、たくさんの夜店が軒を連ねています。たこ焼きや焼きそば、かき氷にりんご飴。おいしそうな匂いにつられて、ついつい、あれもこれもと買い食いしてしまって・・・気づいたら、浴衣に食べ物のシミがついてしまっている！なんてこと、ありますよね。

もし汚れてしまったら、乾いたハンカチをシミになった部分の下に入れて、その上から水を含ませたタオルなどで叩いておきます。汚れてから時間がそれほど経っていなければ、これで綺麗に落ちることもありますが、あくまでもこれは応急処置。帰ったらすぐ洗濯するようにしましょう。

自分では汚したつもりはない場合でも、浴衣でのお出かけから帰ったら、シミ、汚れがないかをチェックすることを忘れずに。家に帰ってからシミに気づいた場合は、中性洗剤を使っての処置がおすすめです。

まず、中性洗剤を多めの水で薄めます。この液体を、コットンにしみ込ませます。シミになった部分の下にタオルを入れ、液をしみ込ませたコットンで、シミになった部分とその周囲を叩きます。周囲も叩くのは、汚れた部分だけを叩くと、輪ジミになってしまうことがあるからです。

こうしてもシミが落ちなかった場合は、クリーニング店にお任せしましょう。お店に持って行く際には、シミの箇所や原因を伝えることを忘れずに。