浴衣のアフターケア！浴衣・帯・下駄のお手入れ方法

浴衣のお手入れ&アフターケア

楽しく浴衣を着たはあとは、浴衣のアフターケアもをきちんとしてあげましょう！
次の夏シーズンも気持ちよく、美しくきるために、ゆかたをそのまま脱ぎ捨てておくのは禁物！
シワや形崩れをしないように、簡単なアフターケアをしておくことで可愛いユカタのまま保管できます！

脱いだ後も美しく最後まで浴衣を大切にするのが浴衣ジェンヌの作法です♪

浴衣・帯・下駄のお手入れ方法をご紹介！

浴衣を着用してそのままにしておくと、汗のにおいなどが残り、
浴衣の形崩れや帯の変形などが生じてしまうことも・・。
今回は正しい浴衣・帯・下駄のお手入れ方法をご紹介します。

浴衣のお手入れ方法

①浴衣を脱いだら汗を乾かす

脱いだ浴衣はすぐにしまわないので、汗を乾かします。浴衣を着る季節は夏なので、汗をかいてしまうのは必然ですね。
そこで汗をかいた部分に、霧吹きをするか、濡れタオルを挟んでしめらせて、着物ハンガーにかけて一晩干しましょう。
霧吹きや湿らすのは、汗の嫌な匂いを消臭するためです！一晩干すと、湿気が飛んで匂いが取れ、シワなども重みで自然に伸びます！着物ハンガーがない場合は、スーツ用のハンガーなど肩に厚みがあるものを使えば形崩れを防止してくれます。

一日干したら、キレイにたたみます。干しっぱなし型くずれにもとなので、すぐに着ない場合は畳んでしまっておきましょう。
たたみ方はこちらのイラストを参考にしてください。

②シーズンが終わったらクリーニングへ

シーズンが終わったらクリーニングへ出しましょう。着物のクリーニングに対応しているところな安心。
自宅で洗う場合は、ネットに入れて洗濯機の「手洗いコース」で洗いましょう。ただし縮みや形崩れ、色落ちのなどの危険があるので、自己責任で！

②浴衣の正しいしまい方

クリーニングから戻ったら、タンスにいれて平置きでも、スカート用のハンガーにかけてクローゼットにいれてもOKです!
ただし丸めたり、詰め込んだりせずに、平置きするようにしまいましょう！丸めたり、詰め込んでしまうと、次回着るときにシワだらけになるので要注意です！

帯のお手入れ方法

浴衣と同じく、帯も解いたらハンガーなどにかけて一晩干します。シーズンが終わったら一緒にクリーニングに出しましょう。
帯は収納に苦労することもないので、平置きして、シワだけ気をつけましょう。

下駄のお手入れ方法

脱いだら水をよく絞ったぞうきんで、下駄全体を軽く拭き取り、鼻緒の裏をふいてから、壁などに立てかけて陰干しします。
箱にしまう際には、形崩れを防ぐために、鼻緒の部分に丸めた新聞紙などをクッションにしてまるめて入れましょう！

一緒に夏の思い出をつくってくれた浴衣なので、最後まで丁寧に扱ってあげましょう。ありがとうの気持ちも込めて、しっかりお手入れしてあげれば来年も気持ちよく着れます！脱いだあとも美しく。浴衣のアフターケアでした。