ゆかたの着崩れや帯のゆるみの対処方法を知っておこう！

焦らずに着崩れや帯の弛みに対処するために

普段なれない浴衣だけに、着崩れや帯のゆるみといったトラブルに見舞われることも。
着崩れには注意を払っていても、動いていれば自然とどこかは崩れることもあります。
そこで今回は着崩れしてしまった場合の対処法や帯の弛みの直し方を紹介します。

もしもの時のために、お直しできる場所を確認しておく

着崩れや帯のゆるみに気づいたときに、その場で対処できることがほとんどですが、
帯のゆるみなどが激しい時は、一目を避けた場所でお直しする必要があるかもしれません。
その場合は化粧室やトイレの場所を利用するのが一番なので、歩いている途中などに
化粧室やトイレの場所を確認しておきましょう。

衿が開いたりゆがんでしまった場合の対処法

まず、衿が開いたりゆがんでしまった場合。身八つ口（脇のスリット）から手を入れて、下前を斜め下に押さえながら、上前も斜め下に引っ張ります。こうすればだいたい衿のトラブルは解決します。

おはしょりが乱れてしまった場合の対処法

おはしょりが乱れてきたときは、両手でおはしょりを持ち、おはしょりの中央から左右に手をスライドさせれば解決します。気づいたときにこまめに直すようにしておけば、大きな乱れにはつながりません。後ろのおはしょりのチェックも忘れずに。

脇の部分にたるみが出てきた場合の対処法

腕や肩を上げたりしたときに、着崩れを起こしやすいのが、脇の部分。脇にたるみが出たときは、左右それぞれ、脇の下のおはしょり部分を帯の下から引き出すように引っ張ります。できるだけまっすぐ引っ張るようにしてください。

帯がゆるみんできた場合の対処法

一番不安になるのが、帯のゆるみではないでしょうか。帯がゆるんできたときは、帯の内側に手ぬぐいやハンカチを挟み込むで対処できます。これが一番の簡単な応急処置です！これでもゆるみが大きい場合は、背中の帯の内側にも厚みが有るモノを挟みましょう！厚みが有るモノがない場合は、ドリンクなどのペットボトルを潰したりして、厚みを調整したモノを入れると対処できます！
それでもずれ落ちそうな場合には、トイレや化粧室に行って、帯を結び直すようにしましょう！

普段は着用しない浴衣なので、いきなり困ったことになった。。。ということもあるかもしれません。
着崩れや帯のゆるみの場合は、上記の対処方法をしっかりチェックしておいて、焦らずに対応しましょう。